リゾスポ定期試験
「確認するための試験ではなく覚えてもらうための試験」
先日、講師を務めているリゾート&スポーツ専門学校にて筆記試験を行いました。
私は筆記試験と実技試験を別々に実施します。
だいたい筆記試験が期の真ん中ぐらいに実施し、集大成として期の終わりに実技試験を実施する、という流れです。
私の筆記試験は全て記述問題。選択問題はほぼありません。
それだけ聞くと厳しい試験なのか?と思われる方も多いです。
ですが私の試験は非常に簡単です。
なぜなら試験の前の週に出る箇所を復習し、さらに当日の1コマ目(講義は2コマ続きです)でまた復習をして試験に臨む、という流れで実施しているからです。
私も学生時代は試験を受けていました。皆さんも当然受けていたはずです。
やたら難しい試験などあったと思います。
ただそれも難しいだけであれば良いかと思いますが、明らかな引っ掛けや、それ覚えても仕方ないんじゃないか・・・とい問題も少なからずあったと思います。
試験は実力を測ることが一つの目的とされていますが私の考えは全くそのことは考えていません。
試験は大事なことの理解を深めるきっかけです。
ですので試験前に2回行う復習では、これを覚えることが何で大事なのかを中心に話しています。
前述したように試験はほぼ記述です。
この記述の方針も「名称」を書かせるような問題はあまりなく、目的や方法などの記入がメインです。
それもテキストに例として記載されているものだけでなく、自身で考えて「こんなものもあるのでは?」というものも書いてもらっています。
テキスト記載通りに書けなければ分かるように別の言葉で書くように指導しています。
書いてくれれば何かしらの評価(点数の考慮)はします。
テキストを基準とした試験は「暗記」はできますが「考える」ことが出来なくなりがちです。
私の試験ではなるべく「考えて」もらいたい想いがあります。
自分で考えて自分の言葉で!
社会に出て生きるはずです。頑張ってもらいましょう!
ちなみに以前あった回答。
⬛︎問題 「インクラインプレスを行う目的を説明しなさい」
⬛︎理想的な回答「大胸筋上部への刺激を高める」
⬛︎学生の回答「モテるため!」
・・・結果、◯にしました!