直感力!!その2
「ファーストチェス理論」第2弾
前回のブログで紹介したファーストチェス理論についてもうひとつ。
その前にもう一度、「ファーストチェス理論」とは?
チェスのトッププレイヤーで行った実験です。
盤面をひと目見てもらい、直感で次の1手をすぐに指してもらいます。
その後、同じ盤面を見て30分考えてもらってから指してもらいます。
その2つの結果は「ほぼ同じ選択をしている」ということです。
前回も紹介した「直感力」。
この言葉から思い出すことがもうひとつあります。
私が理学療法士の学校に通っていたときの話です。
確か動作分析の授業だったと思います。
ありがちな歩行分析の授業です。
ひとりが歩き、みんなが見て、動作不良の起きている場所を探すというもの。
どの部位かは忘れましたが動作不良が起きています。
その部位と原因は何か?と友人のひとりが指され、答えました。
友人「〇〇がおかしいと思います」
先生「その理由は?」
友人「・・・・・直感です」
「直感で!」はこの授業で先生がよく口にしていた言葉です。
友人はその通りに答えると先生は「それでいいよ!」と!
私はこの答えが当時から好きでした。
実習ではコテンパンにされるでしょうが、やはりこの感覚は現場では非常に大事です。
ただし、前回の内容にも書いたように裏付けされるくらいの下調べ(この場合だと勉強)が大事かと思います。
それがあってこその直感です。
それでも理論は後付けでも時には良いんではないかと思います。
頭でっかちにならないように「直感」にも頼りながら考えていければと思います!