リゾスポ東京講義終了!

今年度担当させて頂いたリゾスポ東京校での講義が本日をもって終了となりました。

受け持っていたタイトルは「ファンクショナルトレーニングの指導・実践」です。

職場での研修ともセミナーとも違う「教育」の現場。

今までのやり方では伝わらない難しさを感じた1年間だったと思います。

 

大変だったのが「話をいかに聞いてもらうか」です。

対話式や質問方式などいろいろと試しましたが、人数も30人と多めだった影響もあり効果は少なめ。

知人の高校の先生にも相談し、大人数に対する手段として「プリントの穴埋め」が最終的には採用されました。

空欄が残ると気持ちが悪いのか、穴埋めだと話を聞きます。

(相談した高校の先生は、あまりに生徒達がプリントだと食いつくため彼らを「山羊さん達」と呼んでいました)

生産性はあまり良いとは言えませんが、振り向かせる第一歩の手段にはなったかと思います。

こちらに向かせれば後は内容次第ですね。

 

とにかく今回は「伝える」大切さを再確認できました。

セミナーで参加者が食いつく内容も、学生ではそうはいきません。

学生たちの興味をいかに刺激するか、そしてその場の雰囲気をいかに「聞く」雰囲気にもっていくかが重要でした。

とても満足のいく結果とは言えませんでしたが、私自信勉強させて頂いた1年だったと感じます。

 

 

ちなみに、最終日の本日は試験でしめました。

内容はプログラミングの実践。

それもファンクショナルトレーニングにおけるプログラミングという概念で実施しました。

本音は「まだ基礎も固まっていない段階でファンクショナルトレーニングを教えるというのはどうなの?」と思いながらも受け持った枠です、

ですのでファンクショナルに基礎的な内容を交えて話を進めてきました。(基礎が7割程占めましたが) 本日はその集大成です。

w-up→トレーニング→c-down までのプログラミング。

その場で作成し、私が1回チェック→修正点を指摘しその場で返却→再提出→チェック、指摘し終了

という流れで実施しました。

30人程いますのでその場で計60回チェック。なかなか大変・・・。

ですが最終日にひとりひとりと話せる貴重な時間です。

プログラミングの意図をとにかく考えようという課題です。それぞれの考え方を直接聞けたのは大きかったです。

そして発想が自由な子もちらほらいて楽しい!

とてもこちらでは考えつかない内容もあり、最後にまた勉強させてもらいました。