トレーニングは無意識下へ③
先日、DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)というセミナーに参加してまいりました。
場所は大阪。
東京でも開催はありましたが、サイトのチェックを数日怠っていただけで満員に・・・。
会いたい人もいましたし、いい機会なので大阪まで行ってきました。
さて、今自分が課題としていることがタイトルにある「「無意識下」です。
このDNSは私の解釈だと、まさに「無意識下」を促すトレーニングだと思っています。
・人は本来無意識下の動きをしている
・赤ちゃんが寝返って、ハイハイして、立ち上がってと誰に習うわけでもない
・無意識下の動きは大脳皮質下によるもの
・意識しての動きは大脳皮質による制御
・成熟し「目的を遂行する」がメインになると皮質下を抑えてしまう
・なので赤ちゃんの動きを習って再構築していこう
ものすごくざっと伝えるとこのような感じです。
基本は腹圧のかけ方です。
実際に行いましたが、これがすごく難しい。
とても無意識下には出来ないくらい課題がたくさんです。
実際に指導も受けましたが、100点に近づけるには3重、4重の課題を同時に遂行しなければなりません。
「これは本当に無意識下か!?」
と感じたのが本音です。(無意識下へのトレーニングとして私が勝手に解釈している結果です)
伝わらないと意味がない、自身でそれなりに出来ないと意味がない。
私は物事は簡単に考えたい主義なので、自分なりに解釈し、より簡単なやり方をクライアントさんに勧めています。
ポイントは、
「100点の腹圧でなくてもその方にとっては100点かもしれない」
「腹圧をかけることが目的になっていないか!?」(これが目標の方もいます)
「本当にセッション外でも出来るのか?」
といったところです。
それなりに満足に、簡単に、継続できる。
技術などではない無意識下へのポイントかと思います。