セミナーで感じた「常識」
私がセミナーに参加するのには2つ楽しみがあります。
まずは当然ですが新しい知識・技術の獲得。
そしてもうひとつは人との出会いです。最近はこちらの方が楽しみかも。
セミナー参加者2-3名と話をすれば、ほぼ誰かとつながっているということが多くなってきました。
年内最後に参加したセミナーでも、共通のトレーナーつながりがありました!こういうことが楽しい!
その反面、こんな方もいました。
先日参加した2日間のセミナーです。徒手やエクササイズの実技があり、両日ともパートナーとして御一緒させて頂きました。
年齢は20代前半から半ばくらい。口ぶりからおそらく理学療法士かと思います。
さて、どんなことがあったかというと、
・徒手の際に「お願いします」「始めます」などの挨拶がない
・終了時の挨拶もない
・こちらからの意見は聞かない
・何か話しても返答が曖昧
・終了後の片づけをしない などなど・・・。
コミュニケーションは、そのセミナーに参加する目的が違うため、あってもなくても良いかと思います。きっと知識・技術・著明な講師が目的だったのでしょう。
でも最低限のマナーは守ろうよ!と強く感じます。
ちなみに、2日間が終了し、私がアンケートに記入しているといつの間にかいなくなっていました・・・。
最後に挨拶くらい、と思っていたのですが残念です。
すごく偏見ですが、こういった方、医療従事者に多い傾向があると感じています。
知識と技術の習得を先行し過ぎた結果かなと。悪いことではないですが弊害は大きいように感じます。
(ほんとに偏見ですが、意外と同意見の方も多いです)
若干話はずれますが、私はトレーナー系専門学校で講師をしています。
そこで教えているものは「トレーニング」ではなく、「社会人として何が必要か」です。
(一応カリキュラム的にはトレーニングです)
伝えている内容はこのような感じ。
・就職をして、初年度から知識や技術を持ったトレーナーとして扱ってくれる場所なんてまずない
・なので「挨拶」「返事」「お礼」の3つは最低限しっかりやること
・常識のない人間に良い仕事なんでまわってこない
・常識がない状態で入社しても、今は正してくれる上司や先輩なんてほとんどいない
・だから言ってくれる人がいる学生のうちに正さないと良い仕事がまわってくることはずっとない!
こんなことを2週に1度は伝えています。(この頻度ということは直しきれていないということです。力不足・・・)
当たり前と言ったら当たり前です。
ですがセミナーで出会った彼のように、何も気づかず過ごしている人も多いのではと思います。
私も他の方から見て常識がずれていないか考えなければいけませんね。
フリーランスは、正してくれる義務のある方がいない職業です。
全て自己責任!気を付けなければ!