エクササイズの配列と感覚

先日の東京リゾート&スポーツ専門学校の講義にて、エクササイズの配列について話をしてきました。

私が参考にしている配列は以下の8つがあります。

 

①主要エクササイズ、専門的エクササイズ→補助エクササイズ

②大筋群のエクササイズ→小筋群のエクササイズ

③多関節エクササイズ→単関節エクササイズ

④特に効果を上げたいエクササイズは先に行う

⑤高度なテクニックが要求されるエクササイズは先に行う

⑥最大筋力、パワー、スピードを向上させたいエクササイズは先に行う

⑦姿勢支持筋のエクササイズは後に行う

⑧サーキット法を採用した場合、同一部位や関連する動作のエクササイズを連続して行わない

 

これは東海大学スポーツ医科学研究所の有賀誠司先生の著書にあった内容です。

私が購入したのは10年以上前だったと思います。

それから時間が経ち、現在では様々なトレーニングや考え方も数多く出ています。

ですがこのような普遍的なものは非常に大事だと思っています。

これから現場にでる学生たちにとってはなおさらです。

 

学生達も興味があったようです。

一通り考え方を伝え、実際にこの配列の基礎を参考にプログラミングしてもらいました。

みなさん比較的まとまった内容になったと思います。

 

 

ただひとつ問題なのは、

私がこの配列を今はほぼ考えていないということ・・・。

偉そうに教えているのに・・・。

 

私が今大事にしていることは、

 

「感覚」

 

「効果が上がりそうな」感覚。

「効きそうな」感覚。

「できそうな」感覚。

 

配列を変えてこの感覚がよくなるのであれば配列も考えます。

感覚がよくなるのであれば何でも採用していきたいです。

 

しばらく私の指導における課題はこの「感覚」です!